2007年 10月 16日
まだあった500円チャップリンDVD |
以前からチャップリンのDVDを、購入したいと思っていたのだが
名作であるがゆえにお値段は、5,000円弱と普通の映画より高目であり、
8月頃に格安の500円で、アマゾンで販売している事を知ったのであるが、
あまりの激安にちょっと、躊躇していたのだが、その時購入しておけば...と後悔。
8月の終わり頃に、チャップリンの娘が著作権侵害として裁判を起こし勝訴した。
この裁判は確か9月の上旬頃に、Yahooニュースで見て気づいてはいたが、
その後もアマゾンで500円チャップリンが、まだ余裕で販売していたので
まだまだ大丈夫と安心していたが、10月上旬に検索して見ると在庫無しの表示。
それでもまだどこかで販売しているのだろと、ネットで検索して見たが
どこも在庫は無くなってしまっていた。
裁判に負けた販売者側に対して、販売停止と1050万円の損害賠償の支払い請求
このような訳で、各店舗の在庫品は一斉に返品扱いとなり
あっという間に500円チャップリンは、無くなってしまった。
しかしまだ若干残っていたお店が有り、そこから残り僅かとなった
チャップリンDVD4タイトルを、何とか購入する事が出来た。
「殺人狂時代」「黄金狂時代」「ライムライト」「町の灯」の4作品
「チャップリンの独裁者」「モダン・イタムス」「キッド」の、購入したかった3作品は
残念ながらどこも在庫無し。
もう少し早めに購入しておけば、6作品は手に入ったのに....
しかし正規の値段で、もちろん販売はしているので高くても購入は出来る。
500円の映画を購入した人の感想を聞くと、画像がとても悪い、字幕がずれている
などなどやはり500円の価値しかないような、そんな感想が多い。
まぁー画像が悪いのは、70年以上前の映画と思えば、雰囲気も出るだろうが
字幕がずれているのはちょっと、頂けない気がする。
まだ購入した4作品は見ていないが(昔TVで放映していた時は見たが)
そんなにひどい映像なのだろうか?
本当に残したい映像であれば、正規のきれいなDVDを購入すればいいだろう。
小さい頃はチャップリンの映画は、とても面白く見ていたが
あれから数十年、今も面白く映画を見る事は出来るだろうか..
チャップリンが戦争時代や産業革命の時代、その当時の社会を痛烈に批判し、
訴えたかった事を映画にして、世間に公開していた。
その為にチャップリンは米国の映画界から、追放される事となってしまった。
数々の女性問題や映画界からの追放など、私生活では不幸の連続であったが
映画の作品は、それらを覆すぐらいの名作ばかり。
久しぶりの4作品、今度ゆっくりと鑑賞するか。
by sam_blog
| 2007-10-16 21:27
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